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2020年税務計画:慈善寄付


慈善寄付の分野は、様々な節税の機会を提供しています。例えば、含み益のある資産は課税されることなく慈善団体に寄付できるかも知れません。あるいは慈善寄付はエステートプランニングの一部とすることができます。ただし、これらのベネフィットは、実証要件、 パーセンテージ制限、他の条件が満たされた場合にのみ適用されます。以下にこれらの要件と節税方法をいくつか提示いたします。


納税者が項目別控除(Itemized Deduction)を選択する場合、納税額を最小限に抑えることが可能です。節税額は納税者の課税区分によって変わります。州税や地方税で、慈善寄付が控除できる場合、節税額が増加します。


別の節税の機会は2017年税制改革法(TCJA)から生じます。2018年から2025年の課税年度において、TCJAは公的慈善団体への寄付が現金でおこなわれた場合、慈善寄付の制限率を個人納税者の調整総所得(AGI)の50%から60%に引き上げます。さらに項目別控除のフェーズアウトは2018年から2025年まで排除され、さらに大きなベネフィットが生じます。


その上、2019年12月31日から2021年1月1日までの課税年度において、寄付額が納税者のAGIを超えない場合、納税者は慈善寄付を控除することが可能です。承認されるには、現金で寄付をし、慈善団体、民間財団(民間財団へのサポートは除く)、及び特定の政府機関に寄付する必要があります。納税者のAGIを超えた慈善寄付は5年間繰り越すことが可能です。この節税方法はパートナーシップのパートナーやSコーポレーションの株主にも適用されます。


さらに2019年12月31日から2021年1月1日までの課税年度において、食料品の在庫またはその他の慈善寄付が、所得ベースの制限が15%から25%に一時的に引き上げられます。25%の制限を超える慈善寄付は5年間繰り越すことが可能です。


さらに共済組合、特定の民間財団、退役軍人の組織、および墓地施設などへの慈善寄付は納税者のAGIの30%に制限されます。


最後に、個人税務では、納税者はIRA口座から最大10万ドル(夫婦合算申告の場合は夫婦それぞれ10万ドル)を慈善団体に直接寄付することにより、総所得分配から除外することも可能です。IRA口座からの納税者の最小限の分配は慈善事業への分配によって条件を満たすことができます。