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経営者の視点から ~ なぜなぜ ~
2026年7月16日 私が会計の仕事を始めた頃、わからないことがあれば分厚い規則集をめくり、先輩を捕まえて質問し、それでも納得できなければ夜中まで考え込んだものでした。答えにたどり着くまでの時間は長く、非効率だったかも知れません。しかし今振り返ると、あの「答えがすぐに手に入らない時間」こそが、考える力を鍛えてくれていたように思います。今やAIに聞けば、どんな疑問にも数秒で答えが返ってくる時代です。しかし、その中に混ざるもっともらしい間違った回答に困った経験を持つ方もまた多いのでは無いでしょうか。だからこそ、与えられた情報を鵜のみにすることなく、「なぜなぜ」と自分の頭で深掘りをする習慣の価値が、かつてないほど高まっているように感じます。 目的と手段を明確にする 目的と手段の違いを明確にすることは、物事を考える際に「最低限必要なスキル」だと思います。例えば「製品Aを100個売りなさい」と上司から指示が来たとします。多くの人は、「製品Aを100個売る」ことを目的だと考え、何とか製品Aを100個売ろうとするでしょう。 しかし、「なぜなぜ」が出来る人は、製
TOPC Potentia
2 日前読了時間: 6分


経営者の視点から ~ クライアントをファンにする ~
2026年6月23日 8年前、真剣に経営に取り組み始めた時に考えたのが、「TOPC Potentiaとはどういう会社なのかを明文化し、スタッフ全員に伝える」ということでした。こういう会社にしたい、という思いはあっても、思いは伝えなければ始まりません。どういう会社であるかだけでなく、「どのような会社になっていくべきか」を含めて、Beer Bashと称して飲み会のスタイルでお互いに意見をぶつけ合い、後にTOPC Axisと名付けることになる会社の座標軸を作り始めました。技術、サービス、チームワーク、時間、営業、そしてオーナーシップ。この6つの軸に33項目のAxisをあてはめ、続くBeer Bashで更に詳しく社員と共有した後に、その内容に私の思いを乗せて、外部向けに発行していたのが、「経営者の視点から」というニュースレターとなります。 33項目のうち、最後まで書けなかったAxisが「クライアントをファンにする」という項目です。スタッフたちとのBeer Bashの中で、「クライアントがファンになってくれるくらいのサービスを提供できるようになると素晴らし
TOPC Potentia
6月23日読了時間: 5分


経営者の視点から ~ 心を使う ~
2026年5月25日 よほどぼーっとした子供だったのか、子供の頃はよく、「お前は頭を使っとるのか」と先生に言われたものです。社会人になっても、「ちゃんと頭を使え」と怒られることもありました。「使っとらん訳なかろう」とか悪態をつきつつ、実際には考えが浅かったのは確かでした。 技術的なことを論理的に理解する。優先順位をつけ、予定を立てる。このように頭を使って考えることの大切さは、子供の頃から何度も刷り込まれてきます。 翻って、「心を使う」ことは、長らくほとんど意識せずに過ごしてきたように感じます。 駆け出しの頃は思い通りに仕事が進まず、締切の焦りやプレッシャーに押しつぶされそうになることもありました。私はそれでもまだ図太い方でしたが、中にはストレスを抱えて辞めてしまうような同僚もいました。 歳をとって上司になると、今度は部下の仕事が中々出て来ずにイライラしたり、出てきたら出てきたで、仕事のクオリティに歯がゆさを感じる場面もありました。締切は迫っているのに、品質が追いつかない。そういう時についついイライラを部下にぶつけてしまうことがよくありました。..
TOPC Potentia
5月25日読了時間: 3分

