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経営者の視点から ~ なぜなぜ ~
2026年7月16日 私が会計の仕事を始めた頃、わからないことがあれば分厚い規則集をめくり、先輩を捕まえて質問し、それでも納得できなければ夜中まで考え込んだものでした。答えにたどり着くまでの時間は長く、非効率だったかも知れません。しかし今振り返ると、あの「答えがすぐに手に入らない時間」こそが、考える力を鍛えてくれていたように思います。今やAIに聞けば、どんな疑問にも数秒で答えが返ってくる時代です。しかし、その中に混ざるもっともらしい間違った回答に困った経験を持つ方もまた多いのでは無いでしょうか。だからこそ、与えられた情報を鵜のみにすることなく、「なぜなぜ」と自分の頭で深掘りをする習慣の価値が、かつてないほど高まっているように感じます。 目的と手段を明確にする 目的と手段の違いを明確にすることは、物事を考える際に「最低限必要なスキル」だと思います。例えば「製品Aを100個売りなさい」と上司から指示が来たとします。多くの人は、「製品Aを100個売る」ことを目的だと考え、何とか製品Aを100個売ろうとするでしょう。 しかし、「なぜなぜ」が出来る人は、製
TOPC Potentia
7月16日読了時間: 6分


経営者の視点から ~ 親から学んだこと ~
2026年4月27日 私は、18歳まで弟二人とともに両親に、福岡の田舎の方で両親に育てられました。渡米の理由を聞かれると、よく「ソビエトが崩壊し、ドイツの壁が壊れたあと、これから米国一強体制が始まるだろう、そしてどの仕事をするにせよ、英語が有効な時代になるだろうと思ったから」ともっともらしいことを言いますが、実は心理的な大きな理由の一つは、「両親・家族のもとをさっさと離れたかったから」であったことは間違いありません。 父は高卒で電電公社に入り、電信柱に登ったり、電話の基盤を修理するような仕事をしていました。真面目ではありましたが、勉強熱心かは疑問で、私が読んでいた吉川英治の三国志を見て、父も読む、と言って読み始めたと思ったら、「このまま劉備が勝つとやろうが。面白くなか」と言って途中で読むのをやめてしまい、子供ながらに呆れたことがありました。母が私に残した格言で一番心に残っているのは、「早飯、早〇そ、貧乏ゆすり」で、飯はさっさと食べろ、トイレはさっさと済ませろ、勉強をしながら貧乏ゆすりをして、ついでに運動をしろ、というものでした。お陰さまで、
TOPC Potentia
4月27日読了時間: 4分


経営者の視点から ~目標から逆算する ~
2026年1月15日 有名な著書、Stephen Coveyの、"Seven Habits of Highly Effective People"の中に、"Begin with the End in Mind"という章があります。その章は、こういう書き出しで始まります: 『心の中で、愛する人の葬儀に向かっている自分を思い描いてください。葬儀場へ車を走らせ、駐車し、車を降ります。建物の中に入ると、花々や柔らかなオルガンの音色に気づきます。通り過ぎる友人や家族の顔が見えます。そこにいる人々の心から放たれる、失った悲しみと、共に過ごせた喜びを感じます。部屋の前方へ歩み寄り、棺の中を覗き込むと、突然、自分自身と向き合います。これは、今日から3年後のあなたの葬儀です。ここに集まった人々は、あなたを讃え、あなたの人生への愛と感謝の気持ちを表すために来ています。葬儀のプログラムを見て、家族、友人、職場関係、地域活動団体からの、4人のスピーカーがいることに気づきます。 深く考えてみてください。あなたは、それぞれのスピーカーに自分や自分の人生について何を語ってほし
TOPC Potentia
1月15日読了時間: 5分

