自分に負けない努力をする
- TOPC Potentia
- 6月23日
- 読了時間: 4分
2025年6月24日

自分に負けない努力をする、という言葉を私が明確に意識し始めたのは18歳の時です。高校まで、グダグダと生きていたので、自分の可能性を信じて、本気で努力をしてみよう、と渡米を決意した時でした。その瞬間から、常に過去の自分を超える努力をしてきたと思います。その思いが、この言葉につながり、弊社のアクシスの一部となっているのですが、自分に負けない努力を続けるためにはどうすれば良いのか、スタッフにBeer Bashの際に聞いてみました。
・自分の現在の限界点を超えた高い目標を設定する
現在の自分であれば超えられないような高い目標を設定するのには勇気が必要だと思います。しかし、現在の自分の限界点を超えることが出来なければ、人の成長はありません。簡単に到達できる目標ではなく、目標を超えられないかも知れない、という危機感が自分自身を駆り立てることとなります。
・日々の努力を積み重ねる
野球で言えばイチローのような偉大な選手ですら、実際にやって来たことは日々の練習しかありません。もちろん、偉大な選手ほど、ただ練習するのではなく、何のために練習しているのか、練習の目的と意義から常に意識しながら努力を重ねていることでしょう。未来にありたい自分の姿を実現するために、今やれることを限界までやり抜いているのか、常に意識し、努力を重ねる必要があります。
・努力自体を楽しむ
努力から得る結果は大事ですが、努力の過程自体も成長に欠かせないプロセスだと思います。ダラダラと仕事をした時は、何だかモヤモヤした気持ちが残ることが多いですが、一生懸命に仕事をした後は、何時間働いた後でも、なぜかすっきりとした気持ちになるものです。努力をするのは、お客様のため、仲間のため、そして何より自分のためです。努力から得られるものばかりでなく、努力をしていること自体、素晴らしいことなのです。努力を続けることが出来る人間であることに自信を持ち、それ自体を楽しんでしまいましょう。
・一人だと挫折しそうな時は、仲間をつくる
一人でコツコツと努力を続けるのはつらく感じる時がありますよね。例えば、一人だけで運動するより、フィットネスのクラスで運動すると、一人でやる時よりも頑張れるものです。そのように、同じ目的を持つ仲間をつくることは、とても良いことだと思います。ただ、気をつけなければならないのは、世の中にはどうしても、ダラダラとやる人もいるものです。そのような人と一緒になった時には流されず、強い意志を持って離れる勇気も必要です。
・結果にこだわる、しかし結果にとらわれない
プロである以上、常にお客様や上司から結果を出すことを求められますし、その結果で判断されることが当たり前です。ですから、私たちは徹底的に結果にこだわらなくてはならないのです。しかし、どれだけ努力を重ねても、無情な結果に終わることもあります。その時は感性的に悩むことなく、「それが本当に最善だったのか、他に出来ることが無かったのか」と物理的な手段を徹底的に検証し、改善策を考える抜くことに集中することです。「なぜなぜ」でも触れましたが、心で悩むと必要以上のストレスを感じることにつながりかねません。頭と心を切り離し、手段を頭で考え抜くことにだけ、集中しましょう。
スタッフたちの素晴らしい意見を聞きながら、それぞれに工夫を凝らしながら、日々努力を続けてるんだな、と感動しました。色々な意見を聞きながら、私が最後に思うのが、それでも努力をする ことです。特に弊社の仕事は、多くのお客様、スタッフたちと関わりながら、時には突発的に起きる難解な事象を次々にやりこなしていく必要があります。並大抵の心構えでは、立派な仕事はできません。基本的に仕事は楽しいものですが、それでもキツイな、大変だな、と思う気持ちが大きくなる瞬間はあります。努力が報われないように感じる時もあると思います。そのような時、どうしても必要になるのが、「それでも、自分に負けない努力をする」心の強さなのです。その努力をする過程でしか、人は成長することはありません。私は、社員たちに社会とお客様に貢献する、立派な社会人に成長して欲しいから、自分に負けない努力を続ける人間であって欲しいと願っています。
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